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特に女性に大きな影響を及ぼすSTDにはどのようなものがあるのか

2020年05月25日

STDにはたくさんの種類がありますが、特に女性に対して大きな影響を及ぼすものもあります。それは性器クラミジアで感染力が高いとされているSTDで、感染してから症状が出るまでの潜伏期間は1?4週間程度とされています。この疾患は放置しておくと体内まで炎症が進み、癒着をするなどの大きなダメージがありますが、それを検査できるまでの期間は2週間になります。感染しても症状が出ないことや、出てもかなり軽度なことが多いので感染に気がつかないまま放置する可能性もあります。そのままパートナーへ感染させる可能性があり、被害を拡大させる原因になっています。

クラミジアの病原体は特に感染力が強いので、知らないうちに自分が感染源になっている可能性も大きいです。女性は特に無症状で気がつかないことが多く、検査ができる2週間を経過してしまうと、検査をしても病原体が発見されません。症状が出るとすればおりものの量が少し増えたり、外陰部に軽いかゆみや腫れが出ることもあります。排尿時は軽い痛みを感じるため、膀胱炎と間違う人も多くいて性行痛も見られます。放置すれば症状が悪化し知らないうちに、卵管炎や腹膜炎が起こり癒着の原因になります。

このことから子宮外妊娠や不妊症になることもあり、粘膜の炎症が原因でHIVやその他のSTDへ感染するリスクも高くなっています。またヒトパピローマウイルスは、性行為の経験がある女性であれば生涯に1度は感染する可能性があるとされています。このウイルスの持続感染が起これば、良性であれば尖圭コンジローマで、悪性の場合は子宮頸がんを発症します。子宮頸がんの発症率は特に若く20代後半から30代が多く、若い女性を中心に増加し始めています。これが咽頭へ感染すると咽頭がんなどのリスクも高くなりますし、感染から症状が出るまでの期間は数年から十数年とも言われます。

感染しても数年から十数年派症状が出ないということで、尖圭コンジローマを発症する型とは違うものが体内に残ることで、細胞をがん化させる可能性もあります。子宮頸がんは子宮頸管へウイルスが残ることで、細胞をがん化させる可能性があり、子宮頸癌の原因の100%がHPVと言われるほどです。性行為やその他の接触感染・パートナーが多い人や、経験人数が多いほど感染するリスクが高くなります。摩擦などにより皮膚や粘膜の小さな傷からウイルスが侵入し感染することになりますが、菌がいる場所は子宮頸部です。